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2021.08.20 NEWS

突然相続することになった親族が持っていた戸建てを固定資産税や庭の手入れの負担を理由に売却した事例

突然相続することになった親族が持っていた戸建てを固定資産税や庭の手入れの負担を理由に売却した事例

不動産の相続でお悩みの方へ、

こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相樂です。

相楽

弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。

その中で、今回は2023年に、中国地方に住む40代の方から伺った、『突然相続した空き家を管理の負担を理由に売却した』エピソードについて紹介し、相続不動産売却の実態やその難しさ、そしてそれらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。

1.突然の相続で戸惑った日々

室内

1-1.思い入れの少ない物件を相続

親族から戸建てを相続することになったのですが、長年その物件に住んだことはありませんでした。

学生時代に休暇で泊まった程度の思い入れしかなく、しかも、すっかり疎遠になっていた親族の物件だったため、正直、自分が相続する事になるとは全く思っていませんでした。

そのため、役所から相続に関する書類が突然届き、驚きました。

もともと他の親族が相続するものだと思っていたんです。それが、結局、私が引き継がなければならない状況になったのです。

持ち主が他界してからずっと空き家となっていたこの物件ですが、相続したことで管理義務が発生。

全く予期していなかった相続の話に戸惑いながらも、対応せざるを得ませんでした。

1-2.空き家の管理負担と決意した売却

この物件は中国地方にあり、私はかなり遠方に住んでいました。

そのため、管理の継続が非常に難しく、空き家状態のままでは固定資産税がかかる上に、庭の草木が隣家にまで侵入し、苦情を受ける事態に。

正直、空き家の管理・保有を続けることは僕には不可能でした。

このままでは維持費が嵩み、近隣トラブルにも発展する可能性があるため、早急に売却を決意しました。

1-3.親族の紹介で信頼できる不動産業者に相談

最初に、近所の不動産会社へ相談に行きましたが、あまり乗り気ではなく、親身になってくれませんでした。

それでも諦めず、親族が以前利用したことのある信頼できそうな不動産会社に連絡を取りました。

すると、すぐに対応してくれ、遠方の物件にも関わらず、現地調査に行ってくれました。

その上、家具や生活用品がそのまま残っていた状態での売却にも協力してくれ、スムーズに売却が進みました。

やはり、信頼できる不動産業者とのつながりはとても重要だと実感しました。

2.売却手続きの難しさと隣地問題

サイン

2-1.書類手続きの複雑さに直面

売却にあたって、最も難しかったのは隣地の許可を得ることでした。

と言うのも、築古の戸建てなので、売却後、すぐに物件の取り壊しを行うため、隣家から判子をもらう必要がありました。

これには時間がかかり、手続きが遅れる原因となりました。

しかし、幸いにも不動産会社が仲介し、協力してくれたおかげで、私が直接隣家との交渉をする必要はありませんでした。

とはいえ、複雑な手続きや書類の多さに苦労し、専門家のアドバイスが必要だと痛感しました。

2-2.税金やメンテナンスの負担を痛感

空き家を維持するだけで、固定資産税がかかり続け、さらに庭の手入れや物件のメンテナンスもあり、大きな負担になりました。

もし、売却ができなかった場合、この負担が増す一方でした。

相続した物件が親族のものだとしても思い入れが薄く、遠方にある場合、ただ持っているだけで負担になることもあります。

突然の相続でこの事態を経験し、改めて不動産の相続や管理は簡単ではないと感じました。

3.成功の鍵は信頼できる業者とのつながり

男性

3-1.売却成功の最大の要因

今回の売却がスムーズに進んだ最大の要因は、信頼できる不動産業者と出会えたことでした。

物件が遠方にあっても親身に対応してくれ、スムーズに手続きを進めてくれたおかげで、どうにか売却が完了しました。

特に、家具や生活用品が残っている物件の処分まで対応してくれたことが大きな助けとなりました。

3-2.信頼関係を築くことの大切さ

以前、不動産の購入でお世話になった業者だったため、その縁がありました。

購入や見学の際に信頼できると感じた業者とは、契約後も良い関係を続けることが重要だと思います。

今回のように、突然の相続や売却の際にも、その信頼関係が役立ちます。

4.担当者からのアドバイス

作業中の相樂

この方のお話を通じて、相続した物件を持つことの重さを改めて感じました・・・。

特に遠方にある物件の管理は大きな負担となるため、事前に売却を見据えた準備が重要です。

信頼できる不動産業者と早めに出会っておくことで、売却が必要になったときの相談や手続きもスムーズに進めることができます。

今回のケースのように、相続物件に思い入れが少ない場合や維持が困難な場合は早めの売却を検討し、不要な負担を避けることが大切です。

実は、空き家の売却は3年以内が良いとされています。

と言うのも、自宅の売却と同様に、一定の条件の下、相続から3年後の12月31日までに空き家を売却する事で、譲渡所得から最大3,000万円を控除できる特例があります。

このように、常に不動産に関する情報を収集し、適切な相談相手を見つけておくことをおすすめします。

5.無料相談や取引実績について

打ち合わせの様子

5-1.無料相談について

この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。

さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。

と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。

5-2.無料相談の推移と成功事例

相談件数の推移_2023

2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。

無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。

この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。

5-2-1.経験と事例の活用

長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。

このアプローチは多くのお客様に信頼されています。

5-2-2.戦略的なアプローチの確立

無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。

相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。

5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破

2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。

5-3-1.住み替え相談が増えています

現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。

5-3-2.住宅ローンの滞納相談

さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。

成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。

弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
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注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。