最新売却実績 blog

最新売却実績 最新売却実績

2022.11.16 最新売却実績

相続で引き継いだ再建築不可の実家、隣地を購入し、5,300万円で売却した事例

せっかく、引き継いだ実家を子供のためにも高く売りたい方へ、

こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相樂です。

相楽、お客さまとの面談

今回は、相続でお母様からもらった港区白金にある実家の隣地を一部購入し、再建築及び住宅ローンの利用を可能にして、7組の内見と買付が3本も入り、融資条件のない不動産業者に売却できた事例です。

実家は再建築不可の物件で、接道部分が2m未満であったため、通常の住宅ローンを利用する購入者が現れにくい状況でした。

しかし、隣地の一部を購入することで再建築可能となり、最終的には5,000万円以上で売却することができました。

売却までに約8カ月かかりましたが、複数の買付が入り、融資特約のない不動産業者に売却が成立しました。

1.物件概要と相談までの経緯

ご相談いただいた物件

まず、今回の物件概要や相談までの経緯について解説していきます。

1-1.物件概要

-物件の種類:築古戸建て住宅
-所在地:東京都港区白金
-敷地条件:再建築不可、敷地面積が最小敷地面積以下であり、接道が悪い
-築年数:築年数不詳(築古)
-物件の状態:リフォーム済み、室内は比較的綺麗だが、植栽の管理がされていなかったため隣地への越境があった
-相続:相続で取得した物件
-売却理由:空き家の維持コスト、生活費および子供の教育費のため
-売却価格:2,300万円
-購入者:個人(中国人)、自宅として購入
-賃貸運用期間:6年間(賃借人は家族で、2回更新)
-売却に関する条件:再建築不可物件のため住宅ローン利用が難しいが、満額での売却を実現

1-2.相談までの経緯

相談者様は相続によって港区白金にある実家を受け継いだ後、空き家として維持していました。

しかし、実家が再建築不可であることが判明し、高値での売却が難しい状況に直面しました。

当初は、お子様の教育費やローン返済のために高く売却したいと考えていましたが、再建築不可という制約が大きな障害となっていました。

そこで、隣地を一部購入して接道部分を2m以上に拡張し、再建築可能な物件とする提案を行いました。

隣地の所有者が相談者家族の知り合いであったこともあり、交渉が成功し、隣地購入が実現しました。

2.成功要因

現地調査の様子

続いて、今回の成功要因について解説します。

2-1.隣地の購入による再建築可能化

再建築不可であった物件に対し、隣地を一部購入することで接道部分を2m以上に拡張し、再建築可能な物件とすることができた点が大きな成功要因です。

これにより、物件の価値が大幅に向上し、購入者の選択肢が広がりました。

2-2.戦略的な売却活動

港区という好立地を生かし、投資家向けに物件を紹介し、購入希望者を募りました。

最終的に7組の内見者が現れ、その中から融資特約のない不動産業者から満額の買付が3件入る結果となりました。

これにより、物件は無事に希望価格で売却されました。

最後に、売却で使える税金の特例や案件の詳細はこちらです。

相続で引き継いだ再建築不可の実家、隣地を購入し、5,300万円で売却した事例

 

3.無料相談や取引実績について

グラフの通り、2012年以降1,200件を超える無料相談と、250件を超える不動産売買を経験してきました。

相続に関する相談も250件を超え、不動産を使った相続税対策や今回のように、相続した不動産の売却を行ってきました。

無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。

無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。

無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と半額にしています。

と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなります。

結果的に、高いで値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。

その他取引実績の詳細はこちらです。

●●取引実績まとめ