2022.03.10 NEWS
相続した戸建ての売却、地方の物件ならではの困難に直面しながらも、信頼できる業者と協力して売却した事例
不動産の相続でお悩みの方へ、
こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相楽です。
弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。
その中で、今回は東北地方に住む30代の男性から伺った『地方にある相続物件を、適切なタイミングで売却することができた』エピソードについて紹介し、相続不動産売却の実態やその難しさ、そしてそれらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。
1.相続した戸建ての売却に至るまでの経緯
1-1.相続後の戸建ての扱いに悩む
私が相続したのは、東北地方にある実家の戸建てでした。
しかし、私自身は既に東京に住んでおり、将来的にも、地元に戻って、この家に家族で住む予定はありませんでした。
また、地方にある物件ということもあり、何度も行って、定期的に管理するのは難しいと感じていました。
物件の管理が難しいことが一番の悩みでしたが、仕事や子育てなど、何よりも自分の生活を優先せざるを得ない状況だったため、最終的に売却を決意しました。
1-2.インターネットの口コミで不動産業者を選ぶ
不動産売却に関しては知識がほとんどなかったため、まずはインターネットで口コミを参考にしながら、不動産業者を選びました。
手数料の安さやサービスの質、知名度、信頼性などを重視し、複数の業者に問い合わせをしました。
その中で、最も信頼できそうな業者を選んで依頼をしました。
それでも、資料を集めることや税金の計算など、思った以上に手続きが多く、慣れない作業に苦労しました。
1-3.売却プロセスが長引いた理由
実際の売却には一年以上の時間がかかりました。
売り出し価格が高かったのか、地方の物件ということもあり、なかなか買い手が見つかりませんでした。
売却プロセスが予想以上に長引いてしまったことが原因です。
しかも、売却中に近所で火災が発生し、その影響で物件の価値に関する不安も生まれました・・・。
しかし、業者のアドバイスを受けながら、冷静に対応し、最終的には適切な価格やタイミングで売却を完了することができました。
2.売却プロセスで感じた後悔と学び
2-1.売却価格への後悔
売却後に感じた一番の後悔は、売却価格についてです。
やはり期待していたよりも低い金額での売却となってしまったことが心残りでした。
特に地方の物件では、需要が少なく査定額も安定しがちですが、それでも金額的に妥協せざるを得ない状況がありました。
というのも、売却資金で、住宅ローンの返済や生活費の支払いを考えていたからです。
2-2.業者との信頼関係の重要性
しかし、最終的に売却がスムーズに進んだのは、不動産会社の担当者との信頼関係が築けたからです。
担当者は、私が焦って売却しないように、タイミングを見定めることが重要だと丁寧に説明してくれました。
地方の物件は価格が動きにくいと言われていますが、それでも適切なタイミングを選べば少しでも良い条件で売却できると学びました。
ちなみに、雪の多い冬は全く反響がありませんでした。
それでも、信頼できる担当者がいることで、安心して物件の売却を進めることができたのは大きな収穫です。
2-3.売却を急かさない業者選び
また、売却を急かすような業者には注意が必要だと感じました。
最初に選んだ業者が信頼できたおかげで、物件の売却を急かされることなく、自分のペースで進めることができました。
今後、同じ状況になった場合は、もっと多くの業者に相談し、より早く売却プロセスを開始したいと考えています。
3.相続不動産売却を検討している方へ
3-1.売却の際に準備しておくべき書類
物件を売却する際に、登記簿謄本や土地測量図などの重要書類が必要になることを知りました。
これらを手元に早めに用意しておくことで、スムーズに進められることができます。
そのため、事前に準備しておくことが売却手続きの負担を軽減するポイントです。
そもそも、相続登記は義務化されていますが、私は相続したタイミングで行ったので、良かったです。
3-2.早期相談の重要性
正直、不動産の売却に関しては、インターネットで調べても限界があります。
プロへ早期に相談することが、納得のいく売却を実現するために重要です。
複数の不動産会社に相談し、自分に合った業者を見つけることが大切だと実感しました。
熱心に売り込んでくる業者や消極的な業者、キチンと説明してくれるところなどいろいろありました。
自分に合う担当にお願いするのが良いと思います。
3-3.風評被害への対策
売却過程での火災による風評被害も長期的な売却活動においては避けられない可能性があります。
他にも、近くで盗難などもあったようですが、大きなニュースにならず、良かったです。
こういったリスクに備えるためにも、不動産会社とのコミュニケーションを密にし、適切な対応策を取ることも重要です。
4.担当者からのアドバイス
今回のケースでは、地方の物件ということもあり、売却に時間がかかっていましたが、最終的に、信頼できる不動産会社との協力が功を奏しました。
物件の売却には多くの手続きや情報収集が必要で、特に相続物件の場合は早期の対策が重要です。
また、売却を急がない姿勢と、業者選びに慎重になることが、良い売却結果を生むポイントだと思います。
売却実績がきちんとある担当者に頼むのが良いと思います。
あまり経験していない担当だと、なかなか進まないことが多いです。
相続した物件の売却を検討している方には、早めの相談とプロとの信頼関係を築くことをお勧めします。
5.無料相談や取引実績について
5-1.無料相談について
この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。
さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。
と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。
5-2.無料相談の推移と成功事例
2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。
無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。
この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。
5-2-1.経験と事例の活用
長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。
このアプローチは多くのお客様に信頼されています。
5-2-2.戦略的なアプローチの確立
無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。
相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。
5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破
2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。
5-3-1.住み替え相談が増えています
現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。
5-3-2.住宅ローンの滞納相談
さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。
成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。
弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
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注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。
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