2022.01.10 NEWS
幼少期から20年過ごした家を相続後に売却、思い入れのある戸建てを次の住人に託した事例
不動産の相続でお悩みの方へ、
こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相樂です。
弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。
その中で、今回は関東地方に住む20代の男性から伺った、『幼少期の思い出が詰まった家を売却した』エピソードについて紹介し、相続した物件の売却の実態やその難しさ、そしてそれらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。
1.相続した祖父母の家の売却を決意した理由
1-1.利用予定がないため売却を決意
私は20代という若さで、祖父母から戸建て住宅を相続しました。
その家は私が幼少期から約20年ほど住んでいた場所で、多くの思い出が詰まった大切な場所でした。
しかし、現在は自分も仕事の関係で東京に住んでいるため、将来的にその家を利用する予定はありませんでした。
最初は妹から手放すことにかなりの抵抗がありました。
それでも、二人とも今後使う事が無い為、早めに他の人に引き継いでもらう方が良いと考えるようになり、売却を決意しました。
1-2.売却の手続きと価格決定の難しさ
売却にあたって、不動産会社はインターネットのクチコミを基に選びました。
税金の計算や価格交渉が非常に難しかったのですが、プロのサポートを受けてスムーズに進められたと思います。
物件の売却に掛かった時間も比較的短く、一~三ヵ月以内で完了しました。
ただ、売却価格には少し不満が残っています。
もっと事前に調査して、異なるアプローチを取るべきだったと感じました。
2.売却後の感想と後悔
2-1.売却時のエピソードと満足感
不動産会社とのやり取りの中で、祖父母がどのようにしてその家を建てたのか、どんな思い出があるのかを丁寧に聞いていただきました。
その過程で、幼い頃の思い出が次々と蘇ってきました。
懐かしい反面、家を手放す寂しさもありました。
それでも、不動産会社の担当が過去の背景や私の気持ちをしっかり汲んでくれたので、売却相談も安心して進められました。
今となっては、その家を次に使っていただける方が大切にしてくれることを願っており、結果的に非常に満足しています。
2-2.家への思い入れと次への期待
この物件は祖父母が住んでいた場所であり、私自身も幼少期を過ごした場所でした。
そのため、非常に思い入れが深かったです。
売却後も、その家が良い形で引き継がれ、新しい住人にとっても素晴らしい場所になることを心から望んでいます。
3.相続した不動産の売却で得た教訓
3-1.突発的な相続に備えるべき
今回の経験から学んだことは、突発的な相続に備えて事前に話を進めておくことの重要性です。
私の場合、急な相続で手続きに時間が掛かり、妹や親族間での話し合いもスムーズに進まない部分がありました。
特に、不動産の分割が難航すると揉め事が発生しやすいです。
そのため、関係者全員が納得できるような形で、早めに対策を立てることが大切だと感じました。
なかなか難しい事だと思いますが・・・。
3-2.リフォームの必要性と売却時の注意点
また、家が古くなると建物の価値はほぼなくなり、土地のみの評価になることもあります。
リフォームをしてから売却するか、そのまま売却するかについては、リフォーム資金と売却額とのバランスを考慮する必要があります。
特に田舎の場合、土地は沢山あるので、価格が低くなりがちです。
それでも、毎年税金が掛かってくるので、築古の場合、リフォームをするよりも早く売ってしまった方が良いと思います。
今回の経験から、事前に十分な準備や下調べをして、売却方法を慎重に決めることが重要だと実感しました。
4.担当者からのアドバイス
今回の売却は、多くの方と同じように、幼少期の思い出が詰まった家ということもあり、感情的な葛藤が多かったかと思います。
しかし、利用しない家をそのまま長く持ち続けることは、費用面でも負担が大きくなりがちです。
そのため、今回のように次の利用者に引き渡す決断をすることも、相続人にとって有効な選択肢だと感じました。
また、不動産の売却においては事前の準備が重要です。
相続が発生してから慌てて対処するのではなく、リフォームの必要性や再建築の可能性など、様々な要素をクリアにした上で売却を進めると、スムーズに取引が進みます。
これから不動産の売却を考えている方には、是非、しっかりとした下調べと準備をお勧めします。
5.無料相談や取引実績について
5-1.無料相談について
この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。
さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。
と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。
5-2.無料相談の推移と成功事例
2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。
無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。
この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。
5-2-1.経験と事例の活用
長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。
このアプローチは多くのお客様に信頼されています。
5-2-2.戦略的なアプローチの確立
無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。
相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。
5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破
2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。
5-3-1.住み替え相談が増えています
現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。
5-3-2.住宅ローンの滞納相談
さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。
成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。
弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
———————————————
再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
———————————————
注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。
最近の投稿LATEST
アーカイブARCHIVE
- 2024年11月(1)
- 2024年09月(2)
- 2024年07月(1)
- 2024年06月(1)
- 2023年11月(1)
- 2023年10月(2)
- 2023年08月(3)
- 2022年11月(2)
- 2022年10月(2)
- 2022年09月(5)
- 2022年08月(9)
- 2022年07月(8)
- 2022年03月(1)
- 2022年02月(3)
- 2022年01月(3)
- 2021年12月(4)
- 2021年11月(3)
- 2021年10月(3)
- 2021年09月(3)
- 2021年08月(3)
- 2021年07月(2)
- 2021年06月(3)
- 2021年05月(3)
- 2021年04月(3)
- 2021年03月(3)
- 2021年02月(3)
- 2021年01月(3)
- 2020年11月(1)
- 2017年04月(1)