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2021.12.30 NEWS

30代男性が親から相続した実家を売却、建築基準法違反の問題を克服し、価格交渉にも挑んだ事例

30代男性が親から相続した実家を売却、建築基準法違反の問題を克服し、価格交渉にも挑んだ事例

不動産の相続でお悩みの方へ、

こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相樂です。

相楽

弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。

その中で、今回は近畿地方に住む30代の男性から伺った、『相続で受け継いだ思い出の詰まった実家を売却した』エピソードについて紹介し、相続不動産売却の実態やその難しさ、そしてそれらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。

1.生まれ育った実家との別れ

外観

1-1.思い出の詰まった家

先月、両親が住んでいた戸建てを売却しました。

その家は私が生まれ育った実家で思い出がたくさん詰まっています。

幼い頃、庭で遊んだり、近所の子供たちと野球をしたりと、いろいろな思い出が蘇ります。

特に父が日曜大工で作ったツリーハウスは、私にとっての秘密基地のような存在で、よく友達と遊びました。

ツリーハウスは老朽化してしまい、今はもうありませんが、当時のワクワクした気持ちは今でも鮮明に覚えています。

1-2.思い出の整理と心の準備

内装

まず、売却する前に家の中を整理しました。

古いアルバムや子供の頃の絵、工作など、懐かしいものがたくさん出てきました。

そして、一つ一つ手に取るたびに、家族と過ごした時間や大切な思い出が蘇りました。

特に、家族みんなで過ごした冬のこたつや、縁側で食べた夏のスイカの記憶は、私の中で宝物です。

家は手放しましたが、思い出は心にしっかりと残り続けています。

2.不動産売却の難しさと学び

説明中

2-1.売却までのプロセス

相続した物件を売却する際、両親が住んでいた家をどうするか、悩みました。

結局、利用予定がなかったため売却を決め、親族や友人の紹介で信頼できる不動産会社を選びました。

しかし、価格交渉は予想以上に難しく、売却には約3ヵ月かかりました。

最初に期待していた価格よりも低い金額での売却となったため、後悔することもありましたが、今振り返ると適切な判断だったと感じています。

2-2.法的な問題との直面

また、売却過程で大きな問題に直面しました。

それは、建物が建築基準法の接道条件を満たしていなかったため、買主が見つかりにくく、売却価格も下がってしまったことです。

当初の見込みより大幅に低い価格での売却となりましたが、最終的には建物を道路後退させ、再度売り出すことで、数ヵ月後に無事売却することができました。

この経験から、相続不動産の売却には法令順守の重要性を学びました。

売却前に専門家に法的な調査を依頼することを強くお勧めします。

2-3.成功体験と反省点

最終的には、良い不動産会社と出会い、スムーズに売却を進めることができたのが、最大の成功体験でした。

ただ、もっと多くの業者に相談したり、事前に調査を行ったりしていれば、さらに良い結果を得られたかもしれません。

時間がなく、しょうがない事なんですが。

次回、もし、同じような状況に直面した際は、より慎重にアプローチしようと考えています。

3.売却を検討している方へのアドバイス

男性

3-1.事前の準備と家族間の話し合い

私の経験を通じて学んだことは、売却前の準備がいかに大切かということです。

まずは、家族間で売却価格や売却時期についてしっかり話し合い、意見を一致させておくことが重要です。

また、不動産価値は複数の会社に査定を依頼し、正確な市場価値を把握しましょう。

最後に、法的な問題についても、事前に専門家に相談し、しっかりと確認することをお勧めします。

どうしようもならない事もあると思いますが、知っておいた方が心の準備も出来ます。

3-2.不動産会社の選び方と手続きの確認

不動産会社の選び方も非常に重要です。

僕が思ったのは複数の業者に見積もりを依頼し、担当者との信頼関係や提案内容を重視しましょう。

契約書の内容をよく確認し、税金対策にも気をつけてください。

ともかく、忙しいかもしれませんが、売却後に後悔しないためにも、慎重に進めてください。

4.担当者からのアドバイス

作業中の相樂

今回の売却エピソードは、相続物件に思い入れがある方にとって、非常に参考になる事例です。

特に、感情的な部分と現実的な判断のバランスをどう取るかが、大きなポイントだと感じました。

相続した物件を売却する際は、家族との話し合いや適切な準備が欠かせません。

また、売却プロセスでは法的な問題にも注意が必要です。

ほとんどない事ですが、万が一のため、簡単な調査を行うのもいいと思います。

売却を検討している方は、急いでいる事が多いと思いますが、焦らずじっくりと状況を見極めながら、最良の選択をすることをお勧めします。

5.無料相談や取引実績について

打ち合わせの様子

5-1.無料相談について

この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。

さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。

と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。

5-2.無料相談の推移と成功事例

相談件数の推移_2023

2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。

無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。

この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。

5-2-1.経験と事例の活用

長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。

このアプローチは多くのお客様に信頼されています。

5-2-2.戦略的なアプローチの確立

無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。

相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。

5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破

2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。

5-3-1.住み替え相談が増えています

現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。

5-3-2.住宅ローンの滞納相談

さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。

成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。

弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
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注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。