2021.12.10 NEWS
子どもの独立を機に40代女性が相続した家を売却、維持費や管理の負担を軽減しつつ老後に向け、住み替えを決意した事例
相続した不動産の処分にお悩みの方へ、
こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相楽です。
弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。
その中で、今回は中部地方に住む40代の女性から伺った、『子どもが独立し家族構成が変わったため、売却を決意した』エピソードについて紹介し、相続不動産売却の実態やその難しさ、そしてそれらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。
1.家族構成の変化と売却のきっかけ
1-1.子どもの独立が契機に
私が親から相続した家を売却することを決めたのは、子どもが独立して家を出たのがきっかけでした。
物件は4LDKの一軒家で、そこに家族4人で住んでいました。
しかし、子ども2人が就職を機に一人暮らしを始め、家には夫と私だけが残される形になりました。
子ども部屋が2つも使われなくなってしまい、正直、家の広さをもて余すように感じていました。
また、木造2階建てで築年数も40年近く経っていたので、住み続けるならリフォームも考える時期に来ていました。
以前、屋根から漏水などあり、改修し、70万円掛かった事もありました。
加えて、家は郊外にあり、敷地も道路と高低差があるため、居室までの階段の上り下りが大変でした。
夫と将来のことを考えると、最寄駅やスーパーが近いなどもう少し利便性の高いマンションに住み替えたいという気持ちもありました。
『いずれは住み替えが必要になるなら、早いうちに売却した方が良いのではないか?』と思い、売却に向けて検討を始めました。
1-2.維持費の負担が売却の後押しに
家を相続した後、最も気になったのは、管理や税金などの維持費でした。
当初、相続税の支払いもありましたし、家や庭の手入れを怠るわけにもいかず、メンテナンスにかかる費用が増えていくのが現実でした。
また、放置すると最悪の場合、自治体から特定空き家に指定され、税の優遇措置も受けられなくなる可能性があると知りました。
これにより、『維持費の負担をこれ以上増やしたくない』という思いが強まりました。
この点が、売却を決める大きな要因となりました。
2.売却活動の流れと苦労
2-1.不動産会社選びと情報収集
不動産会社を選ぶ際、私は主にインターネットや新聞などの広告を参考にしました。
しかし、事前知識がほとんどなかったため、どの会社が信頼できるのか、サービスの質はどうかといった点を重視して比較しました。
とはいえ、複数の不動産会社に査定を依頼して、それを比較検討することで、少しずつ売却活動の流れが見えてきました。
特に重要だったのは、物件のある地域の相場を把握することでした。
これを知らずに査定価格を鵜呑みにすると、売出し価格を正しく設定できず、売却が長引くか、逆に安く売ってしまうリスクがあると感じました。
後から考えれば、もっと自分で調べておくべきだった・・・と少し後悔しています。
2-2.手続きの難しさと課題
売却に際して最も苦労したのは、必要な資料を揃えることや税金の計算でした。また、買い手を見つけることも難しく感じました。
不動産業者とのコミュニケーションもスムーズとは言えず、市場価格に見合った適切な価格を設定するのに悩みました。
それでも、最終的には、すべての手続きが滞りなく進み、売却が完了しました。
時間的には、3ヵ月以内で売却が終わり、比較的スムーズに進んだと思います。
3.売却後の感想と次に向けた反省
3-1.売却後の後悔と教訓
売却価格については、少し後悔が残っています。
もう少し多くの不動産業者に相談して、より良い条件で売却できたかもしれないと感じています。
ただ、維持費や管理の負担がなくなったことで、気持ち的にはかなり楽になりました。
この点では売却してよかったと感じています。
3-2.これからの人に伝えたいアドバイス
私が今回の売却を通じて学んだのは、まず、維持費や管理費の負担をしっかり計算することの重要性です。
特に、相続した家をそのまま所有し続けると、固定資産税や都市計画税が毎年発生します。
さらに、周辺住民に迷惑をかけないために家や庭の植栽の手入れも必要で、そのためのメンテナンス費用も馬鹿にできません。
これまで親に頼っていたので、尚更です。
そのため、相続した家を売却することは、一つの大きな選択肢として考えるべきです。
私自身、この判断をしてよかったと思っています。
4.担当者からのアドバイス
今回のお話を聞いて、家族構成の変化や老後のライフプランに合わせた売却が非常に現実的な選択肢だと感じました。
特に、子どもが独立した後、大きな家を持て余してしまうという状況は、多くの方が経験されることだと思います。
その際、家の維持費や管理費の問題は見逃せない要素です。
相続不動産の売却は、価格や立地次第で時間がかかる場合もあります。
それでも、事前に地域の相場や複数の不動産会社に相談することで、納得のいく売却が可能になると思います。
売却を考える際は、ぜひ早めの情報収集を心がけ、損しない売却をめざしてください。
5.無料相談や取引実績について
5-1.無料相談について
この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。
さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。
と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。
5-2.無料相談の推移と成功事例
2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。
無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。
この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。
5-2-1.経験と事例の活用
長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。
このアプローチは多くのお客様に信頼されています。
5-2-2.戦略的なアプローチの確立
無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。
相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。
5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破
2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。
5-3-1.住み替え相談が増えています
現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。
5-3-2.住宅ローンの滞納相談
さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。
成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。
弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
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注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。
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