2021.10.30 NEWS
親から相続した空き地をスムーズに売却、近所付き合いと物件の手入れが成功に繋がった事例
相続した不動産の対応や処分でお悩みの方へ、
こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相樂です。
弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。
その中で、今回は東北地方に住む40代の女性から伺った、『相続後、維持費がかかる空き地を売却した』エピソードについて紹介し、相続不動産売却の実態やその難しさ、そしてそれらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。
1.親から相続した店舗用地を売却するまでの経緯
1-1.元々は親が建てる予定だった家のための土地
私が相続したのは、当初、親が家を建てるために購入した土地でした。
しかし、親が他の土地で建売り住宅を購入したため、ずっとその土地は空き地のままでした。
私たち夫婦も家を建てる予定がありましたが、仕事や予算の関係でできませんでした・・・。
そのため、この土地は雑草や固定資産税の支払など、使わないまま維持費が掛かっていました。
1-2.売却を決意した理由と経緯
私たちは、維持費の問題と今後も利用する予定がないことから、この土地を売却する決断をしました。
場所は東北地方でも人気の住宅街にあり、立地も良く、広い土地だったため、売り出すとすぐに問い合わせが来ました。
不動産会社からは「アパートを建てたい」と提案されましたが、価格交渉がしばらく難航しました。
悩んでいる最中、近所の開業医の方が『その土地を駐車場にして、将来的に自宅を建てたい』と申し出てくれ、条件も良かったのでその方に売却することを決めました。
2.売却に成功するまでの流れと学び
2-1.売却の流れとスムーズさ
土地を売り出してから、全てがスムーズに進んだことが大きな成功体験でした。
売却の仲介に関しては、以前から知り合いだった地元の大手不動産会社に任せました。
そして、トラブルもなくスピーディに手続きが進んだため、一ヵ月以内に契約や決済など売却を完了できました。
売却後に後悔はほとんどありません。
ただ、今さらですが、事前にもっと多くの不動産業者に相談しておけば、より良い条件を引き出せたかもしれないなと感じています。
2-2.売却後の振り返り
今回の不動産の売却を通じて、事前の準備や市場調査の重要性を痛感しました。次回、もしあれば、ネットの一括査定なども活用し、より多くの情報を集めたいと考えています。
実は、今回の売却がスムーズにいったのは、『母が生前、空き地の手入れを丁寧に行い、ご近所付き合いも大切にしてきたおかげだ』と思っています。
ご縁を大切にすることが、結果的に良い買い手に巡り会うことに繋がりました。
3.次に備えるべきことと今後の展望
3-1.他の物件についての課題
今回の更地の売却は順調でしたが、他にも親が所有する空き家があります。
その物件については、立地の問題もあり買い手が見つからず、固定資産税や植栽の整理など維持費だけが毎年かかっています。
将来相続することになると予想され、どう対処すべきか悩んでいます。
3-2.相続土地国庫帰属制度の検討
また、最近施行された『相続土地国庫帰属制度』にも注目しています。
この制度では、相続した土地を国に引き渡すことが可能ですが、いくつかの条件を満たす必要があります。
条件をしっかり調べ、今後の選択肢の一つとして検討していきたいと思っています。
税理士さんにも確認し、慎重に進めていきたいと思っています。
4.担当者からのアドバイス
今回のお話から学べることは、やはり事前準備や市場調査の重要性です。
4-1.事前の情報収集
色々な方の話を聞いていると、『相続物件を売却する際、何もわからないまま始めるのではなく、しっかりとした情報収集が大切』です。
4-2.ご近所付き合い
また、遠方にある不動産の場合、面倒かもしれませんが、『ご近所との良い関係を築くことが意外な形で売却をスムーズに進める助けになる』こともあります。
4-3.専門家に聞き、選択肢を広げる
さらに、売却には時間がかかることも多いので、早めに行動し、選択肢を広げておくことが重要です。
『相続土地国庫帰属制度』のような新しい制度も積極的に活用してみてください。
5.無料相談や取引実績について
5-1.無料相談について
この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。
さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。
と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。
5-2.無料相談の推移と成功事例
2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。
無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。
この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。
5-2-1.経験と事例の活用
長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。
このアプローチは多くのお客様に信頼されています。
5-2-2.戦略的なアプローチの確立
無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。
相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。
5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破
2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。
5-3-1.住み替え相談が増えています
現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。
5-3-2.住宅ローンの滞納相談
さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。
成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。
弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
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注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。
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