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2021.07.20 NEWS

親から相続した戸建てを30代の男性が兄弟で話し合い、独立資金確保のため、相場調査の後、高値で売却した事例

親から相続した戸建てを30代の男性が兄弟で話し合い、独立資金確保のため、相場調査の後、高値で売却した事例

不動産の相続でお悩みの方へ、

こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相楽です。

相楽

弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。

その中で、今回は九州地方に住む30代の男性から伺った、『相続した戸建ての売却』エピソードについて紹介し、相続不動産の売却をどのように決意したのかやその難しさ、そして、それらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。

1.家族で守ってきた土地を手放す葛藤

外観

1-1.戸建てへの深い思い入れと決断

私は、九州地方にある家を相続しました。

実は、この家には私自身が生まれ育ったという特別な思い入れがあります。

そのため、長男として親からこの家と土地を受け継ぎ、できることなら手放したくなかったという気持ちが強くありました。

しかし、建築業界で独立を考えていた私は独立資金を確保するために、兄弟と相談し、実家の売却を決意しました。

とはいえ、売却を決めるまでには多くの葛藤がありました。

相続した土地を売却する決断は簡単なものではなく、兄や家族と何度も話し合い、気持ちの整理が必要でした。

1-2.実家の売却に至った理由

実際、誰も住んでいない家を維持するための管理費や税金がかなり高く、兄も今後、利用する予定がなかったため、売却を検討せざるを得ない状況でした。

さらに、半導体など新しい産業が始まっており、地域の相場が高騰しているタイミングでもあったので、この機会を逃す手はないと感じました。

結局、売却を決断することで思い出の詰まった家を手放すことになりました。

しかし、これは自分の夢を実現するための選択でもありました。

1-3.想定以上の売却価格

売却価格についても、不安がありました。それでも、結果的には予想以上の価格で取引が成立しました。

自分の予想していた金額の1.5倍近い価格で売却できたことは大きな成功だと感じています。

それでも、この家のありがたみは忘れることなく、今後もこの経験を活かして前向きに頑張っていきたいと思っています。

2.家を売却するまでの苦労と準備不足

説明中

2-1.名義変更の手間

私の性格は少し楽観的で、相続した不動産の売却はもっと簡単だと考えていました。

しかし、実際に取り組んでみると、名義変更という大きな壁に直面しました。

親が存命中に名義を自分に変更しておくべきでしたが、後回しにしてしまったことで、売却する際にかなりの時間と手間がかかりました。

相続手続きには多くの書類が必要で、時間を要することがわかり、もっと早く対応しておけばよかったと感じました。

最近は、相続登記が義務化されたようなので、よく勉強しておくべきでした。

2-2.時間を要した手続き

さらに、兄と共有で相続していたので、兄の承諾書やさまざまな書類が必要で、売却までに多くの時間を費やすことになりました。

親が存命の間に自分の気持ちを伝え、手続きを早めておけば、この問題を避けることができたかもしれません。

その点が、今回の売却で大きな反省点でした。

それでも、兄も同じ考えだったので、トラブルにならず、良かったと思います。

3.実家売却後の心境と他の方へのアドバイス

仕事中の男性

3-1.売却の成功と心残り

売却そのものは非常に良い結果でした。予想以上の価格で売却できたので、経済的な面では満足しています。

しかし、土地が自分の手を離れたことで少し心残りも感じています。

今は自分の世代で、先祖代々の土地を手放してしまったという事実が重くのしかかり、後悔がどうしても消えません。

しかし、マイナス面だけを見るのではなく、これからの人生を充実させ、先祖の思いを無駄にしないよう前向きに頑張っていきたいと思っています。

3-2.相続した不動産の売却を検討している方へ

私は、今回の土地売却が人生で初めての出来事だったため、あまり上からアドバイスは言えません。

しかし、強いて上げるならば、土地の相場や売却価格に関しては、しっかり情報を収集することが重要だと思います。

後悔しないよう、焦らずにしっかり調べて売却活動を進めてみてください。

4.担当者からのアドバイス

作業中の相楽

このエピソードを聞いて、やはり相続した不動産を手放す決断には多くの悩みが伴うことを再認識しました。

4-1.売却に踏み切るまでの道のり

特に、何代も続く、地主の方や親から受け継いだ家には思い入れがある場合が多く、売却に踏み切るまでの道のりは簡単ではありません。

ただし、事前にしっかりと準備をしておくことで、売却はスムーズに進めることができます。

特に、市場調査を行い、複数の業者に相談することが、より良い条件での売却に繋がります。

4-2.相続登記の重要性

また、名義変更や相続に関する手続きは時間がかかるため、親が存命のうちに早めに手続きを進めることを強くお勧めします。

実家を相続した方が良いのか、それとも、生前贈与の方は良いのか、家族の事情によって異なると思います。

その辺り、今は終活として、家族でキチンと話し、どうするか決めた方がスムーズに進める事が出来ます。

一先ず、トラブルを避ける又は軽減する事が出来ます。

この方のように、思い入れのある不動産でも、自分の将来を考えた最適な選択をすることで、後悔のない売却ができるはずです。

5.無料相談や取引実績について

打ち合わせの様子

5-1.無料相談について

この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。

さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。

と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。

5-2.無料相談の推移と成功事例

相談件数の推移_2023

2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。

無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。

この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。

5-2-1.経験と事例の活用

長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。

このアプローチは多くのお客様に信頼されています。

5-2-2.戦略的なアプローチの確立

無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。

相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。

5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破

2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。

5-3-1.住み替え相談が増えています

現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。

5-3-2.住宅ローンの滞納相談

さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。

成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。

弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
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注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。