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2021.06.30 NEWS

祖父母の家を相続した30代女性が、維持費や管理の負担から売却を決断、半年以内に家屋付きで売却した事例

祖父母の家を相続した30代女性が、維持費や管理の負担から売却を決断、半年以内に家屋付きで売却した事例

不動産の相続でお悩みの方へ、

こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相楽です。

相楽
弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。

その中で、今回は関東地方に住む30代の女性から伺った、『相続した祖父母の家を管理することができず、売却した』エピソードについて紹介し、相続不動産売却の実態やその難しさ、そしてそれらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。

1.相続した不動産の売却理由とその背景

外観

1-1.売却理由と物件の特徴

私が売却したのは、祖父母が暮らしていた戸建て住宅です。

関東地方にあり、築50年を超えるとても古い家でした。

私自身はその家に住んだことはありませんでした。

しかし、子どもの頃の夏休みには長期間滞在し、楽しい思い出がたくさん詰まった場所です。

今は駐車場になってしまいましたが、庭にはニワトリや鯉がいたり、色とりどりの花や野菜を育てていたりと、祖父母の趣味が詰まった素朴な家でした。

ピアノを習っていた私は、祖父に指導されながら弾いたこともよく覚えています。

ただ、私が今住んでいる山梨からだと、片道2時間半と遠く、また祖父母が亡くなった後、植栽の維持費や建物の管理の手間が大きな負担になっていました。

そして、利用する予定もなく、管理も難しかったため、一度は相続したものの結局、売却を決意しました。

1-2.売却を決断した理由

一番大きな理由は、管理や税金などの維持費が高かったことです。

特に古い家なので、定期的なメンテナンスが必要でしたし、遠方から定期的に通うのも大変でした。

仕事や家庭のこともあり、家を管理する余裕がなくなってしまいました。

また、以前とか異なり、周辺にマンションが建ち、利便性が上がって、不動産としての価値も上がっていると思っていました。

そんな中で、この家を売却に踏み切ることが最も現実的だと感じました。

家自体に思い入れはあったものの、管理が難しく、負担が増える一方では維持する意味がない、そして、売却して、手に入れるお金を新居の住宅ローンの返済に充てようと考えるようになりました。

2.売却手続きの課題と学び

内観

2-1.売却手続きや準備の難しさ

売却に際して最も苦労したのは、建物の書類や税金に関する手続きでした。

不動産の売却は初めてだったので、正直何から始めれば良いのか全く分かりませんでした。

近くの不動産屋に相談しに行ったら、更地にしないとダメだと言われたり、ちゃんとした会社に行ってみても、小さい話だからか、なんかそっけない感じがしました。

結局、インターネットで検索し、相続不動産の売却を専門に行っている不動産会社に頼みました。

それでも、売買契約書や重要事項説明書の準備に加え、相続時に必要な書類も多くあり、どれを優先して進めるべきか、戸惑いました。

担当から司法書士の先生を紹介してもらい、相続登記のやり方を教えてもらい、一つ一つ確認しながら進めて行きました。

また、税金の計算や軽減措置に関しては複雑で、何度も税理士に確認する必要がありました。

売却を進めていく中で、このような不動産会社や司法書士、税理士と信頼できるパートナーの存在は大きかったと感じています。

もし、彼らがいなければ、もっと時間がかかっていたかもしれません。

2-2.売却時期や相場の問題

ただ、売却にあたって、後悔している点が一つあります。それは、売却時期と相場調査についてです。

相場について、事前にしっかり調査してから売却に踏み切れば、もう少し高く売れたかもしれません。

というのも、以前と比べ、周りにマンションやお店が出来、周辺の環境が変わっていたからです。

担当から色々な情報を貰っていましたが、当時の私はあまり余裕がなく、ただ売れれば良いと思っていました。

売却後に市場が変わったことを知り、もう少し待っていれば良かったと感じる部分もあります。

とはいえ、思い切って売却を進めたことで精神的な負担が軽減され、スムーズにトラブルなく売却できたことは、大きな成果だったと思います。

3.今後の相続した物件の売却を考える方へのアドバイス

30代女性

3-1.しっかりとした事前調査がカギ

将来的に、相続した物件を売却する機会があるなら、前述したようにより多くの事前調査を行うことを第一に考えます。

市場価格の動向や税金に関する知識を深めることで、もう少し納得のいく結果を得られるはずです。

この辺りはSUUMO等サイトを見れば、大体の相場はつかめると思います。

特に、税金や法律に関しては、税理士や司法書士に聞いて、あらかじめ自身で調べておくことが大切だと感じました。

3-2.信頼できる不動産業者の選定が重要

また、信頼できる不動産業者を選ぶことも非常に大切です。

近くの不動産会社や大手と色々と話を聞いてみましたが、小さな戸建てでも親身になってくれることが本当に大切だと思います。

また、複数の業者に見積もりを依頼することで、より良い条件での売却ができる可能性があります。

不動産業者の対応やサポートが売却のスムーズさに直結するので、信頼できるパートナーを見つけることが成功の鍵だと思ってます。

4.担当者からのアドバイス

作業中の相楽

今回のケースでは、祖父母の思い出が詰まった家を手放す決断が非常に大きなものだったと感じました。

相続不動産の売却は、感情的な側面と現実的な問題が絡むため、決断に時間がかかることも多いです。

また、売却に関わる手続きや書類集め、税金計算など、初めての経験では戸惑うことも少なくありません。

そのため、しっかりとした準備と信頼できる業者選びが成功への道だと改めて感じました。

相続不動産を売却する際には、インターネットや専門家の話を聞き、できる限り早めに情報を集め、税務面や手続きの準備を進めることが大切です。

そして、複数の業者から見積もりを取り、慎重に業者を選定することをお勧めします。

売却が終わった後の手続きや税金対策も含めて考えておくことで、スムーズに進めることができると思います。

特に、働きながら、一人で不動産の売却を進めることは案外大変だと思います。

その辺りは、担当にお願いして、税理士や司法書士等の専門家を紹介してもらうのが良いかもしれません。

5.無料相談や取引実績について

打ち合わせの様子

5-1.無料相談について

この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。

さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。

と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。

5-2.無料相談の推移と成功事例

相談件数の推移_2023

2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。

無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。

この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。

5-2-1.経験と事例の活用

長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。

このアプローチは多くのお客様に信頼されています。

5-2-2.戦略的なアプローチの確立

無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。

相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。

5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破

2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。

5-3-1.住み替え相談が増えています

現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。

5-3-2.住宅ローンの滞納相談

さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。

成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。

弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
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注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。