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2021.06.20 NEWS

両親の思い出の詰まった実家を手放す決断と手続きの煩雑さに直面した、40代男性の相続不動産売却事例

両親の思い出の詰まった実家を手放す決断と手続きの煩雑さに直面した、40代男性の相続不動産売却事例

不動産の相続でお悩みの方へ、

こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相楽です。

相楽

弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。

その中で、今回は関東地方に住む40代の男性から伺った、『両親の実家を相続し、売却に至った」エピソードについて紹介し、相続不動産売却の実態やその難しさ、そしてそれらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。

1.相続した実家の管理に苦労し、売却を決断

外観

1-1.思い出が詰まった実家との別れ

私が売却したのは両親が住んでいた戸建ての実家でした。

父も母も他界し、実家を相続しましたが、手放したくないという気持ちが強かったです。

というのも、青春時代の思い出や、楽しいことも苦しいことも全部この家に詰まっていました。

しかし、自分で購入した家のローンの支払いがある中で、相続した実家の維持費の支払いも同時に行うのは想像以上に大変でした。

古い戸建ては維持費や手間が予想以上にかかるという現実に直面し、当初、賃貸にすることも考えました。

しかし、リフォーム費用などを考え、最終的には限界を感じ、売却を決断しました。

1-2.感情的な葛藤と売却の決断

実家を売却するしかないという結論に達したとき、本当に辛かったです。

決断をしたときは涙が止まらず、しばらくの間、前向きに考えることができませんでした。

それでも、家を放置することで費用がかかり続けることを考え、どうにか自分を納得させました。

2.売却までの道のりと課題

内観

2-1.売却価格と手続きの難しさ

実際に売却を進める中で、市場価格(相場)に見合った価格設定や手続きの煩雑さに直面しました。

特に、自分一人で行った税金の計算や書類の準備が思った以上に大変で、手続きにかなり時間を取られました。

また、実家には建築基準法に関する問題もあって、法的な対応が必要でした。

時間がかかると分かっていても、日々の仕事をしながらこの問題に向き合うのは本当に大変でしたね。

2-2.情報不足による後悔

私は不動産の売却について、ほとんど知識がなく、準備不足を痛感しました。

もっと早い段階で専門家に相談しておけば良かったと思う場面が多く、後悔も残りました。

最終的に、「もう少し高い金額で売れたのでは?」と感じる場面もありました。

しかし、それもこれも、わたしの知識不足や準備不足が原因だったと思います。

売却プロセスを早めに始め、もっと多くの業者に相談しておけば、違う結果になったかもしれません。

3.これから相続した実家の売却を考える方へ

40代男性

3-1.しっかりした市場調査と業者選び

私の売却経験を踏まえてお伝えしたいのは、まず市場調査をしっかり行うこと(相場の理解)が大切だということです。

高く売るためには、売却価格とその時期を冷静に見極めながら、焦らず進めていくことが重要だと思います。

また、業者選びも非常に大切だと思いました。

そういった意味では、サービスの質や信頼性、実績のある不動産会社に依頼することが成功のカギになると思います。

ただ、わたしの場合、手数料の3%がどうしてもネックになり、インターネットを使い、相続不動産の売却を行ったことのある先にいらしました。

3-2.事前に税金等の手続きを把握しておく

他にも、税金や書類手続きについても、事前にしっかり調査しておくことが大切です。

特に、相続した物件の売却には、複雑な税金計算や法的な問題がつきものです。

時間をかけてじっくり準備し、税務の影響や手続きの流れを把握しておくと、後で慌てることが少なくなります。

売却するタイミングによっては、特例を使い、節税することも出来ます。この辺りは、税理士等の専門家に話を聞き、すすめるのが良いと思います。

4.担当者からのアドバイス

作業中の相樂

今回のお話を伺って、やはり感情的な部分が相続不動産の売却には大きく影響するのだと改めて、感じました。

思い出が詰まった家を手放すというのは、心の整理がつくまでに時間がかかることも多いです。

ですが、感情を整理しつつも、現実的な視点で計画を立てることが、最終的には満足のいく売却につながります。

そのためにも、情報収集や信頼できる業者への相談は欠かせません。

また、売却価格にこだわりすぎず、『譲れない条件』と『妥協点』を明確にしておくことで、スムーズに進められると思います。

大切な不動産の売却を成功させるためにも、焦らず、確実に準備を進めていってください。

5.無料相談や取引実績について

打ち合わせの様子

5-1.無料相談について

この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。

さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。

と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。

5-2.無料相談の推移と成功事例

相談件数の推移_2023

2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。

無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。

この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。

5-2-1.経験と事例の活用

長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。

このアプローチは多くのお客様に信頼されています。

5-2-2.戦略的なアプローチの確立

無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。

相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。

5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破

2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。

5-3-1.住み替え相談が増えています

現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。

5-3-2.住宅ローンの滞納相談

さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。

成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。

弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
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注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。