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2021.05.20 NEWS

親族とのトラブルが発生した相続店舗を短期間で売却、法的支援を受けて問題を乗り越えた事例

親族とのトラブルが発生した相続店舗を短期間で売却、法的支援を受けて問題を乗り越えた事例

不動産の相続でお悩みの方へ、

こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相樂です。

相楽

弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。

その中で、今回は中国地方に住む60代の男性から伺った『親族間で相続トラブルが発生し、その後売却した』エピソードについて紹介し、相続不動産売却の実態やその難しさ、そしてそれらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。

1.相続した店舗物件を売却するまでの背景

外観

1-1.父から相続した土地でのトラブル発生

私が相続したのは、父から譲り受けた店舗物件でした。

その土地に関しては、生前から父が私に相続させると明確に伝えていましたし、実際に父が亡くなった後も、予定通り私がその土地を引き継ぎました。

問題が起きたのは、父の弟、つまり私の叔父が亡くなる直前のことでした。

叔父が、自分の子どもたち、つまり私にとってのいとこに「本来、その土地は自分がもらう予定だった」と言い残したことで、親族間で相続に関するトラブルが発生したのです。

私が相続することに、法的には問題がなかったものの、いとことの間に不満が残り、結果としてその土地を売却することにしました。

1-2.売却を決意した理由と不安

親族間の不和が続いたため、私としてはこの状況を早く解決したいと思いました。

もともと地元の不動産屋に任せていましたが、マンションと比べ、物件の管理が難しいこともあり、売却を検討するようになりました。

また、管理が大変な上に、親族との関係を悪化させたくないという気持ちが大きく、早めの解決策として売却を選びました。

ただ、どの業者を選ぶべきか、そして適正価格で売れるのかといった不安もありました。

私は不動産に関する知識がほとんどなかったため、信頼できる業者を選ぶことが最も重要だと感じました。

1-3.買主選びの難しさ

売却のプロセスで最も苦労したのは、買い手をすぐに見つけることでした。

親族に売却することを考えましたが、彼らは最初から『親族価格』を期待しており、通常の市場価格での取引は難しい状況でした。

ただ、結局、買主が親戚だったため、売却価格を少し下げざるを得ませんでした。

後から思えば、他の業者にも相談し、複数の選択肢を検討するべきでした。

この経験を通して、売却相手が誰であれ、第三者を入れ、公平な立場で交渉することが大切だと学びました。

2.売却過程での課題と成功体験

契約の様子

2-1.法的手続きの複雑さ

売却に際して、相続に関する法的な問題も生じました。

いとこからの主張があったことで、書類や手続きが煩雑になり、弁護士に相談することになりました。

相続に関する法的なアドバイスを受けることができ、無事に売却手続きを進められました。

それでも、法的な手続きの複雑さには驚きました。

不動産の売却が初めての経験だったため、もっと事前に準備をしておけばよかったと感じました。

2-2.短期間での売却成功

最終的には、売却がスムーズに進み、6ヵ月と田舎にしては?早く完了し他と思います。

売却が完了したときには大きな安堵を感じましたが、親族間でのトラブルがあったため、後悔の気持ちも残りました。

適切な買い手を見つけることが大変でしたが、結果的に物件を手放すことができたのは最大の成功体験です。

3.相続した物件を売却する方へのアドバイス

60代男性

3-1.事前準備と法的アドバイスの重要性

私が今回の経験から学んだことは、事前の準備を怠らないことと、専門家に法的アドバイスを受けることの重要性です。

相続問題は、予期せぬところでトラブルが起きることがあるため、弁護士や司法書士など専門家に相談して、適切な手続きを踏むことが大切です。

また、相続人全員とのコミュニケーションをしっかり取ることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

3-2.売却先の慎重な選定

相続不動産を売却する際は、できるだけ多くの業者に相談し、複数の選択肢を検討することが大切だと思います。

特に、親族や知人が関与する場合、感情が絡むことが多く、適正な価格での取引が難しくなることがあります。

親族への売却は慎重に行い、私情を挟まず、公平な交渉を心がけてください。

4.担当者からのアドバイス

作業中の相楽

今回のお話からもわかるように、相続不動産の売却は法的な手続きや買主選びが大きなポイントとなります。

特に、地方の場合、買主を探すのが本当に大変です。

また、相続に関する問題は、法的には問題がなくとも、親族間で感情的なトラブルが発生することが少なくありません。

そのため、売却に向け、事前にしっかりとした準備をし、専門家のアドバイスを受けることが、スムーズな売却につながります。

ほかにも、親族や知人に売却する場合は、しっかりと条件を明確にし、双方が納得する形で取引を進めることが重要です。

公平な視点で売却プロセスを進めるためにも、複数の不動産業者に相談し、多くの選択肢を検討することをお勧めします。

5.無料相談や取引実績について

打ち合わせの様子

5-1.無料相談について

この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。

さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。

と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。

5-2.無料相談の推移と成功事例

相談件数の推移_2023

2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。

無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。

この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。

5-2-1.経験と事例の活用

長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。

このアプローチは多くのお客様に信頼されています。

5-2-2.戦略的なアプローチの確立

無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。

相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。

5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破

2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。

5-3-1.住み替え相談が増えています

現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。

5-3-2.住宅ローンの滞納相談

さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。

成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。

弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
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注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。