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2021.05.10 NEWS

父から相続した田舎の家を売却、隣家との境界問題に直面しながら、土地家屋調査士と無事に売却を完了した事例

父から相続した田舎の家を売却、隣家との境界問題に直面しながら、土地家屋調査士と無事に売却を完了した事例

不動産の相続でお悩みの方へ、

こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相楽です。

相楽

弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。

その中で、今回は中国地方に住む30代の女性から伺った、『父の相続した家を売却する際に直面した隣家との問題』エピソードについて紹介し、相続不動産売却の実態やその難しさ、そしてそれらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。

1.相続した家の売却理由と状況

外観

1-1.父が残した家の状況

父が亡くなり、私は独立し、別居していたため、父が住んでいた家を相続することになりました。

その家は中国地方の田舎にあり、戸建ての一軒家でした。

古くなっていたため、リフォームや修繕が必要だったのですが、空き家のまま、今後使う予定もなく、管理や維持費がかさむことが理由で売却を決意しました。

正直、家の管理が難しかったこともあり、これを維持するメリットが感じられず、売却を選びました。

1-2.不動産業者の選定

不動産業者を選ぶ際には、田舎ということもあり選択肢が多くはありませんでした。

近くに不動産屋がないんです。

しかし、幸いにも親族から紹介された不動産会社に相談し、売却を進めることになりました。

田舎では情報も限られているため、紹介が頼りでした。

結局、売却には約半年から1年程度かかりました。それでも、田舎の物件にしては時間がかかった方かもしれません。

2.売却に際して直面した問題

打ち合わせの様子

2-1.駐車場の問題と隣家との交渉

この売却過程で最も大きな課題となったのは、駐車場へのアクセスでした。

というのも、駐車場へ向かう道が隣家の所有地だったのです。

父が生前に車を利用していなかったため、この問題には気づかずに住んでいました。

しかし、家を売却する際には、田舎では車が必須なため、駐車場も含めて売却する必要で、隣家の持ち主に私道を譲っていただく必要がありました。

2-2.法的手続きとコミュニケーション

田舎であっても、ほとんど話したことのない隣家との交渉は慎重に進めなければならず、まずはご挨拶をし、事情を説明しました。

その上で、法的に問題が起きないよう、弁護士に依頼して書類の作成を行い、土地家屋調査士に資料を作ってもらい、役所に提出するという手続きが発生しました。

これらの手続きが通常の売却よりも時間と手間がかかり、精神的な負担も大きかったです。

所有権の問題は簡単には解決できないことを痛感しましたが、最終的には無事に解決し、売却を進めることができました。

3.売却で学んだこととアドバイス

30代女性

3-1.田舎の不動産売却の難しさ

私自身は現在は東京に住んでおり、東京で家を売った友人の話を聞いていたこともあって、当初は簡単に売却できるものだと考えていました。

しかし、田舎の不動産は買い手が少なく、売却には時間がかかりました。

また、リフォームや修繕の必要性を把握していないと、売却がさらに難しくなることも学びました。

3-2.事前準備と調査の重要性

今回の経験を通じて、家の土地の範囲や権利関係を正確に把握しておくことの重要性を強く感じました。

例えば、隣家の土地が駐車場に関わるとは予期していなかったため、これに関する調整に時間がかかりました。

今後相続を予定している方には、早めに物件の状況や法的な問題について調査しておくことをお勧めします。

ご両親が生きてるうちに、終活を行うことが将来的に時間の短縮になると思います。

今回のように、家族が亡くなる前に隣家や関係者との調整をしておくことも、スムーズな売却につながるかもしれません。

4.担当者からのアドバイス

作業中の相樂

今回のお話を伺って、地方における不動産売却の難しさを改めて感じました。

特に、隣地との所有権問題や法的手続きは、都心部ではあまり経験しない課題かもしれません。

そのため、地方での売却を検討している方は事前に調査を行い、隣家や土地の権利関係を早めに確認しておくことが重要です。

また、法的な問題が絡む場合は、弁護士や土地家屋調査士などの専門家に相談しながら進めることをお勧めします。

今回のように、曖昧なまま放置されていることが多い、地方の不動産売却は思わぬ課題に直面することもあります。

それでも、事前準備と適切な対応で乗り越えることができると思います。

5.無料相談や取引実績について

打ち合わせの様子

5-1.無料相談について

この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。

さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。

と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。

5-2.無料相談の推移と成功事例

相談件数の推移_2023

2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。

無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。

この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。

5-2-1.経験と事例の活用

長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。

このアプローチは多くのお客様に信頼されています。

5-2-2.戦略的なアプローチの確立

無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。

相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。

5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破

2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。

5-3-1.住み替え相談が増えています

現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。

5-3-2.住宅ローンの滞納相談

さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。

成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。

弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
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注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。