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2021.03.20 NEWS

相続した戸建てを売却する際、仲介業者選びに失敗・・・。 複数の業者への相談が大切だと再認識した30代男性の体験事例

相続した戸建てを売却する際、仲介業者選びに失敗・・・。 複数の業者への相談が大切だと再認識した30代男性の体験事例

不動産の相続でお悩みの方へ、

こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相樂です。

相楽

弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。

その中で、今回は中部地方に住む50代の男性から伺った、『不動産の仲介会社選びを誤り、反響が取りやすい販売初期の貴重な時間を無駄にしてしまった』エピソードについて紹介し、相続不動産売却の実態やその難しさ、そして、それらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。

1.物件売却までの経緯と理由

外観

1-1.相続後の悩み

親から相続した実家は郊外にある築30年を超えた木造2階建ての戸建てでした。

私たちの方も、妻と子ども2人の家族4人暮らしでした。ただ、子どもたちは数年前から就職を機に一人暮らしを始め、広い4LDKの家を持て余している状態でした。

また、敷地が道路と高低差があり、将来的には階段を上り下りするのも難しくなるのではと感じるようになりました。

そこで老後を考え、駅前など便利なマンションへの住み替えを視野に入れ、先ずは空き家となっている実家の売却を決めました。

1-2.実家売却理由の整理

戸建てを売却する主な理由は3つありました。

維持費の高さ、利用予定がないこと、そして、相続人どうしの意見の相違です。

空き家にしてても、固定資産税や雑草の維持管理費、たまに現地に行って、空気の入れ替えなどが私や妻の負担になっていました。

また、私の物だけでなく、妹の物も含め、物置化しており、今後も使う予定がなかったため売却を選びました。

さらに、妹とも実家をどうするかについて意見が割れたことも、早期に処分する決断を後押ししました。

喧嘩になる前に、売って、現金にしようと決めました。

2.問題と解決策

室内

2-1.業者選びの失敗

最初に選んだ不動産仲介業者は地域での販売実績があったため、言われるがまま、専任媒介契約をそのまま結びました。

しかし、結果としてこの選択が誤りでした・・・。

販売活動が始まっても、担当者が積極的に動いてくれず、広告や不動産ポータルサイトの情報に間違いが多発。

例えば、家には堀り込み車庫があったのに『駐車場なし』と記載されてしまい、車の利用者が多い、この地域で、初期段階での販売機会を逃してしまったのです。

2-2.不動産業者の変更

また、専任媒介契約中、隔週の報告義務が履行されず、進捗状況が全く伝えられない状況がしばらく続きました。

担当者に改善を求めましたが、は?と言われ、改善の見込みがまったくなく、結局契約を解除しました。

その後、インターネットで探し、近くにある規模の小さい他の不動産業者と契約を結びました。

今度は、小さな会社でも担当者の熱意や具体的な販売計画があり、信頼感を持って売却を進めることができました。

2-3.売却価格の成功

最終的に、予想以上の価格で売却できたことは大きな成功体験でした。

当初の不動産会社での時間ロスはあったものの、別の業者に切り替えたことで、より良い結果に繋がりました。

結局、『会社名より、担当者がどれだけ、動いてくれるのか』が大切なんだと思いました。

3.売却時の学びと担当からのアドバイス

笑う男性

3-1.事前の準備が鍵

相続した物件の売却において、何より大事なのは事前準備です。

まず、リフォームや修繕を検討することで不動産の価値を最大限に引き出せます。但し、お金がかかってしまうため、私たちはそこまでお勧めしません。

それよりも、内見時にイメージを悪くしない様、簡易な掃除や荷物の整理が大切だと思います。散らかったままだと、購入希望者の意気込みがみるみる下がってしまいます。

また、市場調査をしっかり行い、物件の特性や需要を理解することが重要です。今回の場合では、郊外で駐車場が必須の地域にある物件なのに、駐車場なしは辛過ぎました。

3-2.ご近所への配慮

記述の通り、売却活動中は家の中を整理したり、物を運んだりして、近隣の方にお世話になる場面が多々あります。

故人がお世話になったことや、これから騒がしくなることを伝え、ご迷惑をかけないよう挨拶することが大切です。

実は、こうした挨拶が後日の測量や隣接地所有者の捺印をもらう際にも役立ちます。

もしかすると、近所の方が土地を欲しがっている可能性もあるため、事前に売却の話を伝えておくと、意外なところで売却がスムーズに進むこともあります。

もちろん、売却することを他人に知られたくない場合もあると思います。

その際には、不動産業者の買取により、インターネットに掲載せず、速やかに終わらせることも出来ます。

念のため、『不動産業者による買取や個人の方に売却するメリット・デメリット』はこちらのページにまとめています。

3-3.相続不動産売却時の心構え

今回の事例の通り、不動産の売却を進める上で、業者選びには慎重さが求められます。

複数の業者に相談することを忘れず、手数料だけでなく、対応の速さや信頼性も重視して下さい。

物件の情報が不確かであれば、後々の買主とのトラブルにも繋がりかねません。

4.担当者からのアドバイス

作業中の相樂

今回のエピソードを伺い、改めて業者選びの重要性を実感しました。

インターネットの口コミや実績だけでなく、直接のコミュニケーションを重視し、複数の業者から話を聞くことが大切です。

特に専任媒介契約を結ぶ場合、担当者の報告体制や販売計画については、事前に十分確認しておくべきです。

また、ご近所との付き合いや境界確認といった細かな点も、スムーズな売却には欠かせません。

相続不動産の売却は感情的にも負担が大きいと思いますが、事前にしっかり準備をし、信頼できる業者を選ぶことで、安心してプロセスを進めることができます。

特に、相続不動産のように価格だけでなく、センシティブな物件の場合、売却実績がある担当者に任せる方がスムーズに行くことが多いと思います。

5.無料相談や取引実績について

打ち合わせの様子

5-1.無料相談について

この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。

さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。

と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。

5-2.無料相談の推移と成功事例

相談件数の推移_2023

2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。

無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。

この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。

5-2-1.経験と事例の活用

長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。

このアプローチは多くのお客様に信頼されています。

5-2-2.戦略的なアプローチの確立

無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。

相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。

5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破

2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。

5-3-1.住み替え相談が増えています

現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。

5-3-2.住宅ローンの滞納相談

さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。

成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。

弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
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注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。