2021.01.30 NEWS
祖父から相続したマンションを、維持費や税金に悩みながらも最適なタイミングを見極め、納得の価格で売却した事例
不動産の相続でお悩みの方へ、
こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相樂です。
弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。
その中で、今回は関東地方に住む20代以下の女性から伺った、「将来的に、使う予定のないマンションを相続後、将来性を考慮し、売却した」エピソードについて紹介し、相続不動産売却の実態やその難しさ、そしてそれらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。
1.相続したマンションを持て余していた日々
1-1.遊びに行っていた思い出の場所
祖父から相続で譲り受けたのは、都心にある区分マンションの一室でした。
幼い頃、住む人がいなくなるとその部屋に遊びに行かせてもらっていましたが、物がない状態の殺風景な部屋しか見たことがありませんでした。
広さはあまりなく、お世辞にも快適とは言えない空間でしたが、それでも家賃は驚くほど高額でした。
1-2.空き家状態に悩まされた維持費
その後、私がそのマンションに使う予定もなく、業者にオフィスとして貸し出していたのですが、その業者が退去してしまい、部屋は空き家になってしまいました。
このままでは維持費や税金が高額にかかり、築年数も進んでいるため、近い将来取り壊しや家賃の低下が避けられないと感じました。
その時点では、20代だったため、リフォームにかける余裕もなく、部屋自体にそんなに価値がないと判断し、売却を決意しました。
今、考えると身軽だったというのも大きかったと思います。
2.不動産売却の準備と挑戦
2-1.徹底的な事前調査の重要性
売却を決めた際、私はできる限りの情報を集めました。
もちろん、不動産屋は自分たちの利益を最優先に考えるため、こちらに不利益となることでも正当化して進めてくることがあると気付きました。
それを避けるためにも、事前に知識を得ることがとても重要だと思います。
私は、法的なことや税金、相続した物件を売ってしまう人道的な面?など、あらゆる角度から調べ尽くし、知識を身に付けました。
2-2.友人からのアドバイス
また、不動産売買を経験している友人にも話を聞き、融通が利いた部分や実際の交渉の進め方などを教えてもらいました。
『一度手放した物件は二度と戻ってこない』ため、後悔しないように慎重に進めることが大切だと痛感しました。
2-3.複数の不動産業者に相談する重要性
特に、売却時には複数の業者から見積もりを取り、他社の価格を引き合いに出しながら価格交渉を進めました。
そして、最終的に市場価格に見合った価格で売却でき、予想以上の結果を得ることができました。
3.後悔しないための準備と心構え
3-1.売却価格の目安を持つこと
祖父が購入した時の物件の価格が不明だったため、売却価格の相場がどれくらいなのか見当がつかず、インターネットがない時代の購入物件ということもあり、情報収集には苦労しました。
それでも、マンション内の他の部屋の賃料の推移などから目安を立て、売却額の妥当性を判断しました。
3-2.売却プロセスの透明性を重視
売却プロセスでは、手続きや書類の準備が複雑で、事前の準備をしっかりしていないとスムーズに進まないことを痛感しました。
売却を考える際には、必ず市場調査をしっかり行い、信頼できる不動産業者を選ぶことが重要です。
3-3.複数の見積もりと価格交渉
最終的に、複数の業者に相談し、価格交渉を重ねて満足のいく売却結果を得られました。
ですが、もっと早い段階で多くの業者に相談していれば、さらに良い条件を引き出せたかもしれません。
4.担当者からのアドバイス
今回のお話を伺って、相続不動産の売却には情報収集と慎重な準備が重要であることが改めて感じられました。
特に、事前準備をしっかり行うことで、より良い条件での売却が可能になるという点は、すべての売主が覚えておくべきことです。
また、複数の業者に見積もりを依頼し、その価格をもとに交渉を行うことで、相場よりも良い条件を引き出すことも可能です。
相続不動産を売却する際には、焦らずに時間をかけて準備を整え、経験豊富な信頼できるパートナーを見つけることを心がけましょう。
5.無料相談や取引実績について
5-1.無料相談について
この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。
さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。
と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。
5-2.無料相談の推移と成功事例
2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。
無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。
この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。
5-2-1.経験と事例の活用
長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。
このアプローチは多くのお客様に信頼されています。
5-2-2.戦略的なアプローチの確立
無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。
相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。
5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破
2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。
5-3-1.住み替え相談が増えています
現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。
5-3-2.住宅ローンの滞納相談
さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。
成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。
弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
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注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。
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