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2021.01.10 NEWS

築40年の実家を相続し、家族全員の思い出が詰まった不動産を売却、感情的な葛藤を乗り越えて成功に至った事例

築40年の実家を相続し、家族全員の思い出が詰まった不動産を売却、感情的な葛藤を乗り越えて成功に至った事例

不動産の相続でお悩みの方へ、

こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相樂です。

相楽

弊社では、これまで相続不動産売却の経験者、計54名の方々にご協力いただき、当時のお話について取材してきました。

その中で、今回は近畿地方に住む50代の男性から伺った、『家族の思い出が詰まった戸建てを手放した』エピソードについて紹介し、相続不動産売却の実態やその難しさ、そしてそれらをどう乗り越えたのかを深く掘り下げていきます。

1.相続不動産の売却理由と背景

外観

1-1.利用予定のない家を売却

私たちが相続したのは、家族全員が育った家でした。

その家には数えきれないほどの思い出が詰まっており、手放すことは容易な決断ではありませんでした。

しかし、相続した後、私たち家族はその家を利用する予定がなく、維持管理にも負担がかかることから、売却することに決めました。

感情的には非常に複雑な気持ちでしたが、現実的に誰も住まない家を持ち続けることは難しかったです。

1-2.良い業者との出会いが成功の鍵

インターネットのクチコミを参考にして、不動産業者を選びました。

最初はどの業者が信頼できるか分からず、慎重に口コミを調べました。
結果的に信頼できる業者に出会えたことが、売却成功の大きな要因でした。

業者選びでは、口コミの他に、担当者の信頼性を重視しました。

おかげで、売却プロセスが円滑に進み、安心して任せることができました。

1-3.感情との葛藤

売却を決めた理由は明確でしたが、家には家族の本当に多くの思い出が詰まっていました。

子どもの頃に庭で遊んだこと、友達を招待してパーティーを開いたこと、そして家族全員が集まって祝った行事の数々が頭に浮かび、感情的な葛藤がありました。

途中、家族間で意見の違いが生まれ、話し合いが難航したこともありました。
それでも、放置し、費用が掛かっている事を説明し、最終的には全員が納得できる形で進められました。

2.売却プロセスと直面した課題

内観

2-1.買い手探しの難しさ

売却において最も難しかったのは、買い手を見つけることでした。

地方の戸建ての物件で、しかも相続不動産で築40年を超えているという状況から、なかなかすぐに買い手が見つかりませんでした。

実際、売却には売り出しから一年以上の時間がかかりました・・。

正直、焦る気持ちもありました。

でも、最終的に納得できる条件で売却できたことが成功につながったと思います。

2-2.売却価格への後悔

売却が成立した時、当初の査定価格よりも売却価格が低くなったことに後悔を感じました。

不動産会社の担当の話からもっと高い価格で売れるのではないかと考えていました。

結果的に、様々な業者と交渉すれば良かったとも思いました。

もし、次回、同じような状況になった際は、もっと多くの業者に相談し、複数の提案を比較してから決定したいと思います。

2-3.リフォームせずに売却した理由

売却前にリフォームや修繕を行うべきか迷いました。

ただ、最終的には、家族の荷物を簡単に整理したままの状態で売却しました。

家自体は古く、修繕が必要な箇所もありましたが、新しい所有者が自分の好みに合わせて改装することを考えていたため、そのままの状態で引き渡しました。

結果的には、売却まで時間が掛かりましたが、それが適切な選択だったと感じています。

3.売却から学んだことと今後のアドバイス

笑顔の男性

3-1.専門家の助言を大切にすること

今回の売却経験を通じて、不動産や相続の専門家に相談することがどれほど重要かを学びました。

相続不動産の評価や税務に関しては、税理士や弁護士と連携することで、スムーズに進められました。

特に、相続税の計算や法的な手続きは複雑なので、専門家の助けを借りることを強くお勧めします。
今は不動産会社の担当が専門家を紹介してくれるケースもあるようです。

3-2.家族間のコミュニケーションが鍵

これまで書いてた通り、売却過程では、家族間で意見が食い違うことも多々ありました。
が、最も重要だったのは、みんなで冷静に話し合い、共通の目標を持つことだと思います。

感情的にならず、譲り合いの精神を持って進めることが大切です。

第三者に仲裁を依頼するのも、有効な方法です。

3-3.売却は焦らず慎重に進める

私の経験から、相続不動産の売却には時間がかかります。

買い手を見つけるのも、価格交渉を行うのも一筋縄ではいきません。

焦らずにじっくりと業者や買い手と向き合い、最良の選択ができるよう慎重に進めることを心がけてください。

4.担当者からのアドバイス

作業中の相樂

今回のエピソードを伺って、家族との思い出が詰まった不動産を手放す際の複雑な感情や、売却プロセスの困難さが非常によく伝わってきました。

特に、家族間での意見の相違がある場合、コミュニケーションを大切にし、皆で共通の目標を設定することが重要だと感じました。

もし、今、相続不動産の売却を検討している方は、まず信頼できる業者を見つけること、そして専門家に相談することが成功への鍵だと思います。

また、売却価格や条件に納得できるよう、複数の業者に見積もりを依頼し、しっかりと比較検討することをお勧めします。

5.無料相談や取引実績について

打ち合わせの様子

5-1.無料相談について

この記事を読んで、不動産の売却についてもっと詳しく知りたいと感じた方は、ぜひ無料相談をご利用ください。
無料相談は可能であれば、対面やオンラインで2時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。

さらに、無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を1.5%と通常の半額にしています。

と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなるからです。
高い値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。

5-2.無料相談の推移と成功事例

相談件数の推移_2023

2012年から続けてきた無料相談では、これまでに1,200件を超えるケースを受け、その中から、250件以上の不動産取引を成功させています。

無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。

この成功が可能だった主な理由は以下の二つだと思っています。

5-2-1.経験と事例の活用

長年にわたる豊富な経験を基に、個々の状況に応じた最適な対応を提供してきました。

このアプローチは多くのお客様に信頼されています。

5-2-2.戦略的なアプローチの確立

無料相談を通じて、お客様一人ひとりのニーズを深く理解し、適切な戦略を立てることができました。

相続したマンションの売却は重要な決断だと思います。

5-3.創業10年を超え、取引件数も250件を突破

2011年以降、250件以上の不動産取引を担当し、どの不動産を購入・売却すべきか、そして、その注意点への理解を深めています。

5-3-1.住み替え相談が増えています

現在、地方のみならず、東京においても相続や高齢化に伴うご自宅の売却と新居への住み替え相談が増加しています。
今後も、これまでの経験・強みを活かし、丁寧に対応し続けていきます。

5-3-2.住宅ローンの滞納相談

さらに、住宅ローンの返済に不安を感じる50代、60代の方々に対して、LINE公式アカウントや電話での無料相談を通じ、実務担当が直接対応しています。

成功事例の詳細は解決事例まとめに、私たちのGoogleの口コミもまとめてあります。

弊社のウェブサイトでは、お悩み解決事例を紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
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再生・売却成功事例
https://atliving.net/topic/category/case/
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注)これらの事例はトラブル解決の参考として掲載しております。ただし、個人情報保護のために価格や場所の詳細は変更しています。詳細はメールや面談でご説明いたします。