空き家になった実家を自宅のローン返済のため、１，９５０万円で売却した事例

実家を引き継いだが、住むことがなく、どうするか悩んでいる方へ、

こんにちは、株式会社リビングインで売買を担当している不動産鑑定士補兼宅地建物取引主任者の相樂です。

今回は「相続したマンションを急いで売ってしまい、損をしないため、ご相談から契約・決済まで５ヶ月掛かった王子にある区分マンション」の売却事例を説明していきます。

１．物件概要と相談までの経緯

まず、今回の物件概要や相談までの経緯について解説していきます。

１－１．物件概要

この物件は、王子駅近くのところにあるファミリー向けの区分マンションです。

相続前から賃借人が家族で住んでおり、退去時にリフォーム費用がかさむことを相談者様は心配していました。

-所在地：東京都北区王子
-最寄駅：王子駅徒歩圏
-建物種別：２階建て中古戸建て
-稼働：空き家

１－２．相談までの経緯

相談は２０２０年６月、神奈川県茅ヶ崎市にお住まいの５０代の男性からＬＩＮＥを通じて頂きました。

その年の春に母親が亡くなり、弟と共有で実家を相続しましたが、お互い東京には住んでいないため、どうすべきか決められずに悩んでいました。

オンラインで一括査定を依頼しましたが、深夜まで営業の電話が続いたため、困惑し、その後、私たちに相談することになりました。

最終的には、売却代金を兄弟で分けることがトラブルを避ける最良の方法と判断し、売却を進めることにしました。

２．なぜ、高い値段で売れたのか？

続いて、今回高値で売却できた理由を解説します。

２－１．ＣＧや購入希望者リストを活用した

まず、物件の立地条件を最大限に活かすために、賃貸としての活用も検討しましたが、相談者様が家族間でのトラブルを避けるため、売却を優先したいとのご意向がありました。

そのため、物件を市場に出す際に、家族がまだ住んでいることを考慮しながらも、できるだけ多くの買い手にアピールできるよう、以下の戦略を取りました。

１つ目は、空室を仮想的に演出するために、ＣＧイメージを作成し、内覧者が新生活をイメージしやすくする工夫を施しました。

２つ目は、購入希望者を幅広く集めるために、９０００件を超える購入希望者リストに対して順次アプローチを行い、さらに地元の不動産業者や大手仲介会社への積極的な客付け営業も行いました。

また、物件の特性を最大限に活かし、複数の購入意向書を受け取ることで、競争入札のような形で価格を引き上げることができました。

２－２．納得いく結果に

最終的に、築年数が古い物件であったにもかかわらず、ローン特約や契約不適合責任の免責を条件としながらも、売買価格１，９５０万円で契約を結ぶことができました。

売却活動は約５ヶ月に及びましたが、相談者様にとって納得のいく結果を得ることができました。

最後に、売却で使える税金の特例や案件の詳細はこちらです。

空き家になった実家を自宅のローン返済のため、１，９５０万円で売却した事例

３．無料相談や取引実績について

グラフの通り、２０１２年以降１，２００件を超える無料相談と、２５０件を超える不動産売買を経験してきました。

相続に関する相談も２５０件を超え、不動産を使った相続税対策や今回のように、相続した不動産の売却を行ってきました。

無料相談のお申し込みはこちらからお願いします。

無料相談は可能であれば、対面やオンラインで２時間くらいじっくり行い、しっかりと状況を理解したいと考えています。

無料相談後に売却依頼をいただいた場合、仲介手数料を１．５％と半額にしています。

と言うのも、相談を通じて相談者さまの状況をきちんと理解し、最適な戦略・ストーリーを立てやすくなります。

結果的に、高いで値段で売ることが出来たり、トラブルなく、ご満足いただける事が多いため、手数料を半額に割引しています。

その他取引実績の詳細はこちらです。

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